藻岩山 2015.7.13
札幌に来ると市内から良く見えるのが藻岩山、市街地に近くスキー場もあり多くの市民に親しまれてきた山、標高533mと誰でも気軽に登れる山である。
昨年6月にロープウエーとケーブルカーを乗り継いで登った。今回は改めて登山、多くの人が歩かれる慈恵会コース
を登った。
朝から雨が降り出しそうな空模様であったが途中から本降りとなった。
しかし、草木が鬱蒼とした原始林のコース、地面は濡れて滑ることもなく気持ちよく歩けた。
コースと所要時間
地下鉄・円山公園駅からタクシーで慈啓会病院へ、ここからスタート。
登山口(9:50) ⇒ 馬の背分岐点(10:30) ⇒藻岩山山頂(11:02~12:15) ⇒馬の背分岐点(12:40) ⇒登山口(13:10)
バス停から徒歩10分以内なのに登山道に入るとそこは鬱蒼とした原始林の世界、入口には「熊出没注意」の注意書きもあって若干緊張感がある。
大勢の人が歩く登山道なので道幅が広く歩き易い。朝から雨が降り出しそうな気配、そのせいなのか登山者は予想外に少なく高齢の女性1人が前を歩いているのが見えたり隠れたりそんな感じである。
暫くすると「日本初のスキーリフト跡地」の表示が、名残りの構造物が放置されている。
やはりと言うか途中から雨が降り出した、高い樹木のお陰で傘をささなくてもさほど濡れることはないが、木がまばらな所に出ると傘が必要なほどの降りである。スタートから40分歩いて馬の背分岐点に到着。
ここはそのまま通過、徐々に傾斜がきつくなり、大きい石がゴロゴロするガレ場などジグザグに登ると間もなく山頂に出た。
約70分と予想外に早く、疲れも少ない。しかし、山頂はあいにくの雨と強風、そして肌寒くレストハウスに避難です。きれいなレストハウスはケーブルカーの終着駅でありレストランや展望台があり観光客が多く訪れる。レストハウス内には登山者休憩室が用意され覗くと誰もいないのでお邪魔してしばし休憩する。部屋には名札が沢山並べてあり、毎日のように登山する人もいるようで、その人達が登山回数をカウントする木札がある。
下りは違う道を降りようと急坂を200m程ロープウエー駅まで降りた、ところが小学生の遠足なのか大勢の一団が登って来るので、これを待っていると時間を要するので山頂に戻り同じ道を下ることに。この頃は雨も止んで快調に下り
1時間弱で登山口に着いた。
ホテルに戻るのに市電に乗ろうと歩いたが停留所が判らず、そのまま道庁近くのホテルまで約1時間歩いた、
この歩きのほうが疲れたかな。
丹沢表尾根縦走(2)(ヤビツ峠~烏尾山) 2015.5.26
コースと所要時間
京急長沢駅5:53発の電車に乗り京急・相鉄・小田急と乗り継いで秦野駅7:49着、
ヤビツ峠(9:00) ⇒ 富士見橋(9:19) ⇒登山道入口(9:20) ⇒二の塔(10:21~25) ⇒三の塔(10:43~50) ⇒
鳥尾山(11:20~35) ⇒行者ケ岳へ向かうも鳥尾山に戻る(12:35~55) ⇒一本桜(13:35~55) ⇒
鳥尾山登山口(14:20~27) ⇒大倉(15:30)
ウィークディーなのに予想外に登山者が多くヤビツ峠行きの臨時バスが出た。秦野駅を定時便の5分あとに出たが、
ヤビツ峠には同時に到着、運転手は峠道を意外と飛ばすので少し怖くなった。
前回は烏尾山から下山した、今回は塔ノ岳を目指すことに。
県道70号を宮ケ瀬方向に下り富士見橋で左折して登山道に入る、今回は登山道への入り方を前回と変えたが、
このコースの方が厳しく気温も高く最初の段階で体力を消耗した。
二ノ塔まで快調に登れたが三ノ塔の山頂付近から体調が良くないと気になり始めた。
軽い熱中症のようで少しの登りでも休み休みという状態、これでは先に進めるかと心配に。
二ノ塔を下って登り返して三ノ塔へ、また下って登り返し烏尾山へ。烏尾山でどうするか迷うが少し長めの休憩を
とり思い切って塔ノ岳を目指すことに。
下っている時は快調であったが登り返すと辛くて続かない。それと水も少なくこのまま2時間近く歩き続けるには無理と思い烏尾山へ引き返す。さきほどまでは烏尾山に大勢の人が休んでいたが時間的に先へ進んだようで二組だけで寂しい。別の二組も先を目指すのを諦めて戻ってきた。?
烏尾山で20分休憩して前回と同じコースを大倉目指して降りる、杉林の中の消えかけた道を迷わないよう慎重に。
“一本桜”に着いて道が迷ってないこと確認できホッとする。ここで昼食にするが食欲が無くおむすび1個を何とか
食べた。20分程休憩して元気も回復したので下山することに。
一本桜から25分で林道に到着、やっと一安心である。ここで小休憩して大倉目指し最後の頑張りである。
今回も塔ノ岳は残念ながら登頂出来なかった、自分の体力の限界を感じた。
もう少し鍛え直し涼しいときに再度チャレンジしたいと思う。
丹沢表尾根縦走(1) (ヤビツ峠~烏尾山) 2015.5.6
コースと所要時間
京急長沢駅5:54発の電車に乗り京急・相鉄・小田急と乗り継いで秦野駅7:51着、さらにバスで約40分要してヤビツ峠
に移動、ここからスタート。
ヤビツ峠から丹沢表尾根の烏尾山まで登り、ここから新茅山荘に下り水無川沿いの戸川林道を大倉まで歩き、さらに バスで渋沢駅へ。
三ノ塔から下山予定が下る道を間違えて烏尾山まで登ったが、もう少し頑張って塔ノ岳まで行っても良かったかなと
思うが、鳥尾山で既に11:30でさらに1時間半以上歩く気力がなかった。
ヤビツ峠(8:55) ⇒塔の台(9:15) ⇒菩提峠(9:25) ⇒二の塔(10:30~40) ⇒三の塔(10:55)⇒ 鳥尾山(11:30~45) ⇒
一本桜(12:20~40) ⇒(12:55) ⇒鳥尾山登山口(13:00) ⇒大倉 (14:00)
連休最終日でも登山者は予想外に多くヤビツ峠行きの臨時バスが出た。ヤビツ峠は標高770m、塔の岳のほぼ半分の高さからのスタートである。
大倉尾根はほぼ登りの連続であるが、表尾根はアップダウンがきつく単純に高低差だけでは判断できない厳しいコースであった。
塔の台から二ノ塔まで1時間15分ひたすら登り続けたが、ここを過ぎると三ノ塔と烏尾山山頂へは短い時間で到達、
気分転換によかった。
烏尾山からの登山道は整備が悪く道に迷わないよう細心の注意をして何とか降りれた。と言うのも南尾根に出ないことと注意書きがあり迷っては大変なので。
途中の“一本桜”で昼食にしたがこのコースを歩く人は少ないようで、あとから夫婦1組が来たのと、すれ違ったのは
男性1人のみ。
林道に出てガイド本では大倉まで1時間30分とか、急ぎ足で1時間で歩き大倉に着いた時はさすがに疲れた。
大倉から渋沢駅行きの臨時バスがあり、これに乗って早目の帰宅です。
疲れたがヤビツ峠から塔ノ岳に再度チャレンジしてみたい気持ちもある。
塔ノ岳(1491m) 2015.4.30
コースと所要時間
京急長沢駅5:11発の電車に乗り京急・相鉄・小田急と乗り継いで渋沢駅8:03着、さらにバスで大倉に移動、
秦野ビジターセンターからスタート。
大倉(7:40) ⇒観音茶屋(8:05) ⇒大観望(8:25~35) ⇒見晴茶屋(8:40) ⇒駒止茶屋 (9:25) ⇒堀山の家(9:46~55) ⇒
天神平(10:20) ⇒ 花立山荘(11:00) ⇒金冷し(11:25) ⇒ 山頂 (11:45~12:25) ⇒金冷し(12:43) ⇒花立山荘(12:55) ⇒
天神平(13:11) ⇒見晴茶屋(8:40)⇒堀山の家(13:30) ⇒駒止茶屋(13:50)⇒見晴茶屋(14:10) ⇒観音茶屋(14:32) ⇒
大倉 (15:00)
大倉・秦野ビジターセンターをスタート、通称「バカ尾根」と呼ばれる大倉尾根をひたすら登り、丹沢表尾根の最高
峰塔ノ岳を目指す。
そして大倉に戻る14.4kmの手強いコース
大倉を7:40に出発。ハードなコースと聞いていたが予想外に厳しく最後は体力の限界に近くヘトヘト状態で山頂に
なんとか辿りついた。
歩くこと4時間、ガイド本の標準歩行時間より30分程多く要したが我ながら良いペースであった。
見晴茶屋を過ぎると木道、木段、そしてガレ場の連続でペースがつかみにくいコースなのも疲労困憊の原因かな。
それでも登山の不思議なことで山頂に立つとそれまでの辛苦が一気に吹き飛び元気が回復することである。
この日は曇り空ながら気温は程良く山頂で体が冷えることなく快適であった、残念ながら富士山は見えないが眺望も
悪くない。
下の方は新緑が素晴らしく、上に行くと玉桜が丁度見頃で疲れを癒してくれた。
塔ノ岳は本格的な夏山登山シーズンを前にトレーニング場には最適と言われ、ここに登れたら国内の多くの山に登れ
るとか、 少しは自信になったかな。